学問の進歩
図書館では数字やアルファベットなどの記号をつかって本の整理をする。それは私たちの世界を構成しているさまざまな要素を学問分野ごとに認識していくためのツールである。それを分類法と呼ぶ。日本の図書館でつかわれているのは主に「日本十進分類法」で、どんなテーマの本でも必ず適切な主題の番号がつけられる。その分類法のアイデアの源流をたどるとどこまでさかのぼれのるのかを考えてみると、学問がどのように発達していくのかを論じたフランシス・ベーコンの本に行き着く。人間が知識を修得する能力は、記憶と想像と理性という分野に分けることができるそうだ。そこから分類がどう変わってきたでしょう。