2020-08-12 「勤労青年」の教養文化史 公共図書館は社会教育施設として生涯を通じた学びの空間を提供している。それは人々の「学びたい」という思いや「知的なもの」という教養への憧れによって支えられていることでもある。でもそこには教育格差の問題も絡んでくる。戦後の青年たちの学びや教養を支えていた青年学級、読書文化を支えていた人生雑誌、定時制学校という学びの空間、さまざまな人々の教養文化を辿っていく。今現在の私たちが当たり前のように感じている「学ぶ」ということや、学びたいときに「学べる」ということについて、過去を振り返って考えてみたい。 calil.jp