毎日の図書館学

初めて図書館学に触れる学部1年生を想定して図書館に関係ありそうな本を毎日1冊ずつ300字程度で紹介します。

ウンコはどこから来て、どこへ行くのか

青木まりこ現象」という言葉がある。書店や図書館のような本のある空間には不思議な力があるのだ。人は図書館を訪れるとついウンコをしたくなってしまう。居心地のいい図書館とは安心してウンコができる図書館のことだ。図書館の機能について考えるならばウンコをする私という身体についても考えないといけない。ウンコはもともとは農村で肥料として重宝されていたが、都市化が進むとそれは汚物として忌避されるように変化してしまう。つまり新しい建物の図書館にはウンコを排除してきた歴史も含まれるのだ。私たちにとってウンコとは何なのか。安心してウンコができる図書館に感謝の気持ちを。

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