毎日の図書館学

初めて図書館学に触れる学部1年生を想定して図書館に関係ありそうな本を毎日1冊ずつ300字程度で紹介します。

触発する図書館

「図書館の可能性は人間の可能性であり、また、図書館建築の可能性は、創造的な人間を成長させる空間の可能性でもある」「図書館という空間は、すべての要素が響き合い、共鳴し、お互いに刺激を与え、触発する空間です。本と本、本とコンピュータ、本と本棚、本棚と机、家具と家具、本と空間、空間と空間、人と本、人と本棚、人と空間、人と人など、それぞれにです。こうしたなかで利用者である人間は刺激を受けて触発され、それを人間としての成長の糧にするわけです」。図書館建築は私たちの感覚に訴えかけてくる。私たちの学びを変えていく。知識・物語は時空を超える。「図書館は時空を超えて広がっていくものなのです」。

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