フリーカルチャーをつくるためのガイドブック

著作物には著作権という権利が発生している。著作権者はその著作物を用いてお金を儲けることができる。一定の年数が経つとその著作物の権利はなくなるが、著作権がまだ残っている場合は利用の範囲が制限される。権利者の許可なく著作物の自由な利用はできない。そこで著作物の自由な利用を促すためにクリエイティブ・コモンズという仕組みが考案された。これは私たちの創造活動を促してアイデアの循環を目指している。権利の範囲を権利者自らが設定する。誰もが自由に使えるその範囲を自分で決める。私たちの創作活動はアイデアの新陳代謝によって更新される。

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