毎日の図書館学

初めて図書館学に触れる学部1年生を想定して図書館に関係ありそうな本を毎日1冊ずつ300字程度で紹介します。

バナナの皮はなぜすべるのか?

バナナの皮はすべる。すべるものというように描かれる。こういうすべるイメージで語れるようになったのはなぜなんだろう。この疑問に対してさまざまな資料を駆使してバナナの皮ですべるという事例を調べ上げる。マンガ・映画・文学作品・テレビ番組など、人がバナナですべる場面がいろんなところで描かれている。実際にバナナの皮ですべって怪我をした人の報道記事や、条例でバナナの皮を捨てることを禁止している事例(罰金を取られた記事)なんかも取り上げている。こんなにも多様な切り口や資料の集め方ができることがわかる。私たちの生活のいたるところにバナナの皮がある。著者はの方は図書館にお勤めです。

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