2020-06-15 街を変える小さな店 私たちが本を読む。その読書の時間を過ごすとき、手のなかの一冊と自分との関係ができる。その本と出会えてよかった。その本が自分の手元に届く前は、どこにその本が置かれていたのだろう。どうしてその本が魅力的に見えたんだろう。本棚のなかでその一冊が光り輝いて見えていたんだろうか。本棚のなかで本たちが隣り合って並ぶ。お店の人が本の並び方を考えている。本たちもお隣さんとの関係があるんだな。読み終えたあとの本はどこに置いておこうか。その本の存在を暮らしのなかで感じ続けられるといいな。 calil.jp