毎日の図書館学

初めて図書館学に触れる学部1年生を想定して図書館に関係ありそうな本を毎日1冊ずつ300字程度で紹介します。

日記をつける

なんとなく過ごしている日々のできごとを記録に残しいていく。その積み重ねを繰り返す。日記は書くのではなくつけるもの。まるで時間の流れにしるしをつけていくように。日記をつけることから生まれ出る文章。生まれ出てくる思想。そこからつくり出される本たち。本は誰かが日々の思考を積み重ねてきたことから生まれ出たものなのだ。日記をつけることから世の中に広がってきたものなのだ。図書館の分類では日記に915という番号がついている。9で始まる番号は文学だ。誰かが、あなたが日々の記録を日記として残そうとする。それは創造的な仕事なのですね。

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