2020-07-16 フィロビブロン 著者は14世紀イギリスの聖職者のひとり。まだグーテンベルクの活版印刷も発明されていない頃の写本時代の話。書物を集めたり書物を保存したりすることの意義を問いかける。書物を読むことや愛書家と呼ばれる人たちの話が語られていく。書物を貸すことや取り扱い方について述べたり、書物を改訂することの意義を問いかけたりする。「知恵の宝はおもに書物のうちに収められている」と述べながら、読書家として書物に対する思いを吐露していく。みんなも書物への愛を語ろう。 calil.jp