2020-07-15 積読こそが完全な読書術である 本がどんどん溜まっていく。本棚に部屋のあちこちに積み重なっていく。本が部屋を侵食していく。本が積まれていく様子を眺めるのはなんだか心苦しい。読みたいのに読めない。時間がない。読まれないままに積み置かれる本たち。その状態を積読と私たちは呼ぶ。けれどもその状態が読書には必要でもある。そのときどきに読める本だけではなく、いつ読むことができるのかわからない本たちに囲まれることも大事なことである。際限なく増え続ける本の山を自分なりにたどっていく。本を積み上げながら時間をかけて本を読む。 calil.jp