毎日の図書館学

初めて図書館学に触れる学部1年生を想定して図書館に関係ありそうな本を毎日1冊ずつ300字程度で紹介します。

装釘考

書物の装い。本はどういう紙でどういう印刷でどうういう体裁でどういう綴じ方でどういうデザインでつくられているのか。形式・技術・素材の違いが見えてくる。いろんな本の装釘を紹介し続ける本。活字、南京綴じ、背文字、合綴、異装、新装、小口、軽装、袋紙、菊判、見返し、図様、盛装、二度刷り、外函、袖珍本、裏絵、包紙、図案、発行日、革装、作字、誤植、定価、用紙、クラフト紙、仮綴じ、三方アンカット、ノンブル、遊び紙、継ぎ表紙、メタル装、普及版。目次を眺めているだけで並んでいる用語にわくわくする。本は楽しい。

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