毎日の図書館学

初めて図書館学に触れる学部1年生を想定して図書館に関係ありそうな本を毎日1冊ずつ300字程度で紹介します。

喫茶店の時代

作家や芸術家たちが作品を生み出していくその背景に喫茶文化・カフェ文化がある。お茶やコーヒーをお店で飲むというのは、単に喉を潤すだけではなく、そこで何らかの時間を過ごすということだ。ほかの誰かと語らうための時間だったり、読書に没頭する時間だったり。妄想を膨らませて創作活動をしてみたり。喫茶店そのものが文学作品や美術作品に描かれることだってある。喫茶店の出現やその展開はどうだったのか。そこに集った人々はどんな作品を残してきたのか。名店と呼ばれる歴史ある喫茶店は喫茶文化・カフェ文化の何を変えてきたのか。いろんな角度から考えてみたい。

calil.jp