なぜ、横浜中華街に人が集まるのか
「町は誕生した瞬間から、衰退に向かって走っているものであって、けっして発展するものではないのだ」。横浜中華街に人が集まることの背景にどういう考え方が反映されているのだろうか。私たちが横浜中華街に行きたいと思っているその向こう側には、横浜中華街に人を集めることを意識している人たちがいる。町の魅力を高め合う。WE ARE CHINATOWNと考えてみる。「収穫の三分の一は、先代、先々代の涙の種が実ったものだ。感謝して、いただきなさい。あとの三分の一は、次の世代のために、いまは刈り取らずに、肥料をあげなさい。そして、最後の三分の一は、これまでにない新しい魅力のために使いなさい」。