喫茶店からはさまざまな文化が生まれてくる。文学だったり音楽だったり。人が集ったりお喋りしたり。日記を書いたり本を読んだり。新たな出会いがあったり。運命の出会いがあったり。気分転換に一人で過ごしたりする。コーヒーを飲むためにお店を訪れているようで、実はコーヒーを飲むことが本来の目的はないこともある。目的はお客さんの数だけある。そしてそういうお店をつくっている人たちにも物語がある。親子三代に渡る京都・六曜社の物語。私たちが当たり前のように飲んでいるコーヒーがどこから来ているのか。お客として当たり前のように過ごしているその椅子・テーブル・空間にはどういう思いが込められているんだろう。
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