毎日の図書館学

初めて図書館学に触れる学部1年生を想定して図書館に関係ありそうな本を毎日1冊ずつ300字程度で紹介します。

本屋、はじめました

すべての本屋は誰かがはじめたものである。当たり前の話だけど物事にははじまりがある。その始まり方は勝手に起こるものではない。いつの間にかはじまっているものでもない。誰かが相当な覚悟を持ってはじめている。本屋は明確な意思とともにはじめるものである。どのまちにどういうお店をつくろうか。どうやってつくるのか。理想を思い描いて。本を求める誰かに寄り添って。商売の形を模索して。自分の暮らしを見つめなおして。毎日本を届ける。本は毎日そこにある。

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