毎日の図書館学

初めて図書館学に触れる学部1年生を想定して図書館に関係ありそうな本を毎日1冊ずつ300字程度で紹介します。

勉強の哲学

勉強とはそれまでの自分を変えるもの(自己破壊)である。深く勉強することで言語偏重の人(その場にいながもノリの悪い浮いた語りをする人)になっていくものである。知識を獲得することが勉強の目的なのではなく、これまでバカをしていた自分を喪失することが目的である。勉強することで自分は変身する。これまでとは違ったバカになる。勉強を開始するには何らかの専門分野に入らなければならない。だが勉強をするにしてもそのフィールドは無限に広がっている。勉強には切りがなく、終わりが見えない。そのためにはどうにかしてそれを中断し、勉強を有限化しなければならない。バカになるにはどうすればいいだろう。

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