毎日の図書館学

初めて図書館学に触れる学部1年生を想定して図書館に関係ありそうな本を毎日1冊ずつ300字程度で紹介します。

研究不正

学術の世界では研究成果を論文として公にする。正当な手続きで研究が行われ論文として発表されていれば問題ないが、ときに科学者たちは捏造・改竄・盗用といった不適切な形で研究発表を行ってしまう。一度公になってしまった論文の不正を明らかにし、研究不正の誤りを正すには膨大なコストがかかってしまう。社会的には大きな損失が生じる。さまざまな事例を紹介した上で、なぜそういった行為が行われてしまうのか背景を追っていく。研究不正を監視するためにはどうすればいいのか。研究倫理とは何なのか。さまざまな論文の情報を取り扱う図書館としても、研究不正の動向には注意を払っておかなければならない。

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