毎日の図書館学

初めて図書館学に触れる学部1年生を想定して図書館に関係ありそうな本を毎日1冊ずつ300字程度で紹介します。

読みたい心に火をつけろ!

学校図書館を本気になってつかうことができる時間というのは人生のなかでそれほど多くはない。一生を通じてつかうことができるまちの公共図書館と比べても、学校図書館は卒業してしまうとその後には足を運ぶ機会がなくなってしまう。それは社会教育と学校教育の違いということもあるけれど、小中高を過ごす6年・3年・3年という限られた時間のなかでだけ訪れることができる。振り返れば一瞬なのだ。成長する過程でさまざまな本と人と出会う。それはほんとうに貴重な時間なんだね。この本に「学校司書でよかった」というひと言が書かれてある。図書館で人と向き合うのは楽しいことなのだ。

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