毎日の図書館学

初めて図書館学に触れる学部1年生を想定して図書館に関係ありそうな本を毎日1冊ずつ300字程度で紹介します。

同性愛と異性愛

異性愛者であれば、何も言わなくても、あるがままで異性愛者でいられる。異性愛は、どこにでも存在し、この社会のほとんどのことを枠づけているが、それはあまり自覚されていない。社会制度、教育、生活、職場、家庭など、ほとんどのものが異性愛的であるといってよいかもしれない。あまりにありふれているからこそ、自覚できないし、むしろ無意識のなかに置かれている」。公共施設や教育機関のなかで同性愛者への差別的な対応がなされてしまうことがある。同性愛が理解されず、異性愛があたり前のこととして語られてしまう。同性愛を扱った本も増えてきているけれども、図書館ではどこまで同性愛の情報が得られるだろうか。

calil.jp