2020-09-02 #リパブリック 私たちは自分が見たいものを見ている。そして見たくないものが見えづらくもなっている。今日の情報環境下で私たちは「インフォメーションコクーン」(情報の繭)に包み込まれている。ハッシュタグは私たちを分極化している。個人としては心地良くて快適な状況であっても、それを私たち共同体の目から見ると民主主義を破壊する懸念も出てくる。エコーチェンバー(反響室)やサイバーカスケードという概念を用いてそういった動きを牽制していく。個別化・分断化を避けるためには、個人が自分と異なる他者の目に晒されることと、集合的な共有経験を持つことが必要になる。あなたの繭はあなたのために作られていないかもしれない。 calil.jp