毎日の図書館学

初めて図書館学に触れる学部1年生を想定して図書館に関係ありそうな本を毎日1冊ずつ300字程度で紹介します。

科学の社会史

科学というものの存在を当たり前のように感じている。科学者がいて科学が研究される。大学があって科学が講じられている。科学は私たちの身近にあるように見える。けれどもそれら科学というものはいつ頃に誕生したのだろうか。あるいは大学や学会という組織はいつ頃に誕生したのだろうか。科学的な知見はどのような方法で世の中に流通してきたのだろうか。科学は宗教とどのように結びついていたのか。科学は政治や国家権力とどのように対峙してきたのか。科学は産業の発達とどのように関係していたのか。科学のパブリックイメージはどのように変遷してきたのか。科学者という職業はどのように確立されてきたのだろうか。

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