いまはまだない仕事にやがてつく君たちへ
「誰かをしあわせにしたいと考えることは、じぶんだったらどうされたらしあわせかを想像することです。そしてそのためには相手に感情移入するための手がかりや情報が必要です。そしてそれを編集する力は経験や人への興味によってしか培われません」。自分の居場所をつくる。誰かの居場所をつくる。新しい仕事をつくる。まちの文化をつくる。親世代が見てきたものと同じものを見ることはできない。生まれ育った時代のなかで自分が何ができるのかを考えてみる。誰かと言葉を交わしてみる。暮らしのなかで関わる人たちと自分は何ができるだろうか。「「そこにいてもいい」という単純で大雑把な寛容さこそが公共空間なのです」。