駅をデザインする
「パブリックデザインで最も重要なコンセプトは、“普遍性”universalityという価値観だ」「誰にでもあてはまる可能性が高い」「パブリックを対象にデザインすることだから、共通の場にいる人々が、自由に気持ちよく過ごせるように、また誰一人としてサービスから除外されることがないようにするのがその作業の目標になる」「パブリック空間というのは、金さえ払えば好き勝手にわめき散らしていい場所ではない。なぜなら、それはプライベートな欲求だから」。駅という公共空間はどのような思想のもとにつくられるべきで、どのように実践されてきたのかを知る。図書館建築にも当てはめて考えることができそうだ。