毎日の図書館学

初めて図書館学に触れる学部1年生を想定して図書館に関係ありそうな本を毎日1冊ずつ300字程度で紹介します。

駅をデザインする

「パブリックデザインで最も重要なコンセプトは、“普遍性”universalityという価値観だ」「誰にでもあてはまる可能性が高い」「パブリックを対象にデザインすることだから、共通の場にいる人々が、自由に気持ちよく過ごせるように、また誰一人としてサービスから除外されることがないようにするのがその作業の目標になる」「パブリック空間というのは、金さえ払えば好き勝手にわめき散らしていい場所ではない。なぜなら、それはプライベートな欲求だから」。駅という公共空間はどのような思想のもとにつくられるべきで、どのように実践されてきたのかを知る。図書館建築にも当てはめて考えることができそうだ。

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