毎日の図書館学

初めて図書館学に触れる学部1年生を想定して図書館に関係ありそうな本を毎日1冊ずつ300字程度で紹介します。

学校図書館はカラフルな学びの場

どうしたら「いつでもどうぞ」の空気が醸し出せるか、という問いを投げかける。そのためには「生徒と教職員の一人ひとりに学校図書館を使う権利がある、その権利を守るという学校司書のポリシーが必須だ。つぎに、学校図書館がすべての来館者にとって居心地のよい場所になることが必要だ」。学校図書館という学びの場をどのようにつくるのか。生徒たちと教職員の思いとさまざまな実践例が綴られる。「学校図書館の使命は、子どもたちに、自分が生涯にわたって学ぶ権利があることを知らせ、学び方の多様な方法に気付かせることである。そして、究極的には、世界中の誰もが同じ権利を持っていることに気付かせることなのである」。

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