2020-08-24 グーテンベルクのふしぎな機械 15世紀半ばにグーテンベルクが活版印刷術を発明する。歴史的な事実として知れ渡っているその一連の流れを絵本で読む。ぼろきれと骨から紙をつくる、ヤギの毛皮から革をつくる、アフリカら運ばれた砂金で金箔をつくる、亜麻仁油とマツヤニからインクをつくる、鉛と錫から金属活字をつくる、オークの木材から巨大な印刷機をつくる。活字が規則正しく並べられ、ことばが紡がれる。印刷機がインクを塗った活字を紙に押しつけていく。職人たちが印刷された紙に色をつけていく。紙を束ねて縫い合わしていく。活版印刷術の発明が情報流通の世界を変えていく。 calil.jp