毎日の図書館学

初めて図書館学に触れる学部1年生を想定して図書館に関係ありそうな本を毎日1冊ずつ300字程度で紹介します。

図書館法

公共図書館は1950年に制定された「図書館法」に法的根拠をもっている。「図書館法」はどういった経緯でつくられ、それぞれの条文にはどのような意図が込められていたのだろうか。社会教育を担う施設のひとつである図書館について、戦前の「図書館令」からの流れを踏まえながら、このような法律が戦後の日本社会で整備された理由を考えていく。「図書館法」各条文の逐次解説を含め、それが意図していたことを確認してみる。今日の図書館のあり方も「図書館法」の影響を強く受けている。「図書館法」は途中で何度か改訂がなされているが、途中で追加や削除された条文も含めて、「図書館法」は何を目指しているのだろうか。
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