毎日の図書館学

初めて図書館学に触れる学部1年生を想定して図書館に関係ありそうな本を毎日1冊ずつ300字程度で紹介します。

はじめての哲学的思考

哲学的な思考法を知るための本。ものごとを考える際には哲学的思考という道具を持っていたほうがいい。そもそも哲学は宗教や科学とはどう違うんだろうか。哲学的に考えるための他者との議論の仕方や、陥らないほうがいい論法についても学んでおきたい。できるだけ生産的な答えが導き出せるような問いの立て方を身につけておきたい。「哲学は、問題の本質を底の底までつきつめて、だれもが納得できるシンプルな考え方を出す。そうしてその問題を、根本から解き明かすのだ」。図書館という仕組みも多くの問題を抱えている。図書館にまつわるさまざまなキーワードについて、「そもそも」「なぜ」というところから考えておきたい。

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