毎日の図書館学

初めて図書館学に触れる学部1年生を想定して図書館に関係ありそうな本を毎日1冊ずつ300字程度で紹介します。

読む文化をハックする

「読む文化を育てる教師は、同時に健全な民主主義を育てていることにもなります。つまり、その教師が教えている読書家の生徒たちは、興味を惹く問題に関する情報を、本を通して得ることができる未来の有権者たちなのです」「読むことは、恐れたり決断を迫られたりすることなく、他人の心の中にすっぽり入り込むことができる数少ない方法の一つです。その結果として共感が生まれます。ほかの現実を経験することで道徳意識が育ち、人生の大切なコンセプト(概念)について深く考えるだけの力が備わり、クリティカルに思考する能力も育っていくことになります」。本を読むことが好きになるためにどんなしかけを用意できるだろうか。

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