仕事としての学問 仕事としての政治
「学問に従事する人が、実際に、人生において一度のことで、おそらく二度目はないような、あとに遺るものをやり遂げた、という完全なる感情をわがものにできるのは、厳密な専門化によってのみです」「学問上の「達成」は、どれも新たな「問いを出す」ことであり、「凌駕」されること、古くなることを欲するのです。学問にコミットしようと思うなら、誰でもこのことと折り合いをつけなければなりません。/学問において追い抜かれることは、ぼくたちすべての運命であるだけでなく、目標でもあるのです。誰かがさらに先に進んでくれるだろうという期待をもたずして、僕たちは作業できません」。新しい研究成果を生み出す。学問をその先に進めていく。図書館も学問の進歩に合わせて変わっていく。