毎日の図書館学

初めて図書館学に触れる学部1年生を想定して図書館に関係ありそうな本を毎日1冊ずつ300字程度で紹介します。

教育とは何かを問いつづけて

「実際私たちは偏見のかたまりなのだ。自分を基準にしてものを考え、一つの世界をかたちづくっているけれど、これはなかなかこわれにくい。強力な偏見のはぎとりなしには、自分が見えず、他人も見えない」「真理は私たちの偏見をはぎとり、私たちを個性的でかつ自由にすると同時に人びとを結びつける、それによって他人の中の自分が見えてくる」。国立国会図書館には「真理がわれらを自由にする」という言葉が理念として刻まれている。私たちが自由であるためにはさまざまな情報に触れることができなければならない。教育は何を目指すべきなのか。教育に携わる者は何をすれば良いだろうか。「人間は選びながら発達するもの」。

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